過去の活動

【活動報告】スタディ×ボランティアツアー in 徳島県・上勝町 Vol.02

2022年06月25日(土)〜26日(日)

「スタディ×ボランティアツアー in 徳島県・上勝町 Vol.02」が実施されました。

このツアーの詳細はこちらから

 

 

少子高齢化の進む四国で一番小さな町である上勝町では産業復興、ゼロウェイストブランドを活用した循環型まちづくり事業などの様々な取り組みがなされています。

 

 

地域創生

特産を利用した物産を開発し、上勝の魅力を発信し続けているあさかげ亭の店主元木さんを訪ねて様々なお話をうかがいました。その後人の手が加えられず自然の造形が美しく残されている苔で有名な山犬獄をハイキングしました。自然のパワーを感じ、癒されました。

 

 

ごみ問題

13種類45分別を実施しているゼロウェイストセンターの見学をしました。子供たちも興味津々で見学し、普段の自分たちの生活について、出しているごみについて考えて意見交換をしました。

 

 

文化継承

棚田の風景の美しい八重治集落にある茅葺学校にて「田んぼの整備のお手伝いボランティア」に参加しまた。お昼にはかまどご飯とおいしいアメゴもいただきました。集落での暮らしや棚田の伝統をどう残していくのかについてディスカッションをしました。

 

 

 

以下、参加者の方からの感想です。

 

吹き出し

限界集落でのゼロウェイストへの取り組み、茅葺き学校の取組を現地の方の話を聞くことで、身近な出来事と捉えることが出来て、自分がいかに自分のことしか考えずに生きていたんだろう、と生き方を見直すきっかけになりました。
都会でやってるなんちゃって丁寧な暮らしではなく、リアル丁寧な暮らしがありました。
また、今まではただの田舎、と興味もなかったけれど、田舎のよさ、日本のよさを知って、自分にできることをしたいと思いました。

吹き出し

バイタリティ溢れる、発見・驚き・スリル・出会いのある旅になりました。旅のしおりまで準備して頂き、送迎から手配まで全てにおいて感謝です。
「岩の上に蟻が住んでいるんだ。」子供の一言やカエルを捕まえて楽しんでいる子どもの姿を見て、忘れかけていた何かを思い出しました。
スタッフが泥だらけになりながら田んぼの雑草とりを先陣切って取り組んでいる姿をみて感銘を受けました。
病院ではアイガード、手袋、シリンジ、点滴パック、日本ではいったい1日にどれくらいのビニールプラスチック製品が捨てられるんだろうとぞっとしました。
上勝の45分別や、HOTEL WHY見学などから、ビニールに付着した人間の菌や薬剤菌が死滅し、コンポストのように土ではなくても、何かに生まれ変わる仕組みが開発され、そして生まれ変わった量に対して、何かに交換できる仕組みができれば、この取り組みをやりたいと思える人が増えるのではないかと思いました。

吹き出し

世の中には、高齢化で身寄りのない老人やお金がない人が沢山います。病院でくるくるショップのようなアナログなシステムがあれば(その場で現物を持ち帰ることができる)、IT化された現代でも、高齢者が参加できる。入院靴やパジャマ、使わなかったオムツなどを循環できる仕組みが病院で確立されると、ゴミの廃棄問題も緩和され、誰かのhappyにも繋がると思いました。
仕事を引退したボランティアの方に新しい社会的役割としてその仕事を任せることで、繋がりがうまれ、孤独死などの社会問題にもアプローチできるのではないかと思いを巡らせながら感想を書いています。言うことは簡単ですが、実際に上勝は街全体で取り組みをされていて素晴らしいと思いました。

 

以上、ご参加いただいた皆様ありがとうございました!