過去の活動

【活動報告】夏休み親子体験ツアー 自分を超えて行こう!縄跳びで国際交流と地球について考える旅

コペルニク(Kopernik)訪問(貧困問題)

コペルニクの活動は、「ラストマイルにイノベーションを届ける」というもの。

ラストマイルとは途上国でも最も支援が届きにくい地域を指します。

 

・エネルギー
・衛生
・農業
・女性の経済的自立

 

等の分野において現地の人たちのニーズを聞き取りシンプルな解決方法で最大限の効果が出るようなイノベーションやアドバイスを提供します。

 

例えば…

 

【コーヒー豆のサイズ選別の道具】

すごく大掛かりな機械というよりは、とてもシンプルで分かりやすい、そしてエコな方法で作業の効率化を図る。

 

 

【織り機の椅子】

ただ織り機にいすをつけただけで、大部分の女性の腰痛が改善され職環境がかなり改善されました。

 

 

【生理用の布ナプキン】

インドネシアの田舎ではまだまだ生理に対しての考え方が偏っており、生理だからと言って女の子が学校にいけなかったりと様々な制限が出てくる現状を、見た目が可愛くて使いやすい布ナプキンを開発して意識改革に努めています。

 

【ホームバイオガス】

コペルニクの開発表品ではありませんが、家庭から出る生ごみと動物の糞尿でお料理に使えるガスと液体肥料が作れるというもの。この装置の使用を貧困地域に普及しています。

 

 

他にもフードドライヤーや浄水装置を開発して、生活向上や経済支援になるような支援をしています。

 

こうして貧困地域の現地の人たちの状況を把握してイノベーションを届け、検証しそしてまた発展させる、という活動をされています。

 

 

ビーチクリーンボランティア体験(ごみ問題・環境問題)

Biaung Beachというところにごみ拾いボランティアに行きました。

 

ものすごいゴミの量!!!

毎日ボランティアグループがゴミ拾いしていると思えない量でした。

ハサミなんかでつまみ上げるレベルではない、もう手でごっそりと拾いたいぐらいたくさんのゴミ・ごみ・GOMI!!!

 

拾っていてたくさん落ちているな。と感じたものは

 

・ストロー
・お菓子のパッケージ
・タバコ
・ペットボトルの蓋

 

あとは、おむつや歯ブラシなんかも。

個人的にポイ捨ては絶対にしないですが・・・拾いながら、本当にこのごみ問題は深刻だな。と感じました。それぞれが持っていた袋はいっぱい、持つのが大変なぐらいの量です。

 

1時間半ほどごみ拾いをした後、今回参加させてくださったボランティア団体の方にお話を伺いました。

Bumikitaさんという団体が主体的に活動を行っており、他にも8チーム、合計160人ほどのメンバーがいます。それぞれのチームが週に一度活動を行っておられるのだとか。

このビーチはインド洋に面しておりモンスーンに乗って大量のごみが流れ着くそうです。そして、もちろん地元や観光客がポイ捨てしたごみも。

 

人の便利のために作られたプラスチックが地球を汚す・・・とっても悲しい事実です。

 

代表の方は、家庭からごみの捨て方の教育をするのが解決方法と仰ってそのような啓蒙活動もされておられます。

私たち個人ができることは何か、今一度考えなくては、と深く思いながらBeachを後にしました。

 

 

 

究極のエコホテルでソーシャルスタディ研修(ごみ問題・環境問題)

Mana Earthly Paradise、究極のエコホテルとも呼ばれているホテルで宿泊しました。

 

エネルギーや水は自己供給、建設の時に使われた建材も廃材を再利用、トイレもコンポストトイレを利用し環境負荷を極限まで下げた在り方で運営されています。合計で30名ほどが宿泊できる施設がありますが、客室にエアコンはありません。これを聞くだけでもすごいですよね。客室はアースバックというやり方で建てられており、これもまたエコ素材、そして室内が涼しく保たれるのでエアコンは必要ないとのことです。

 

今回の第一目的はこのホテルを経営しておられる、Earth Company代表濱川さんによるリジェネラティブな在り方についての研修を受けます。

 

Earth Companyさんは

 

『次世代につなぐ未来のために
人と社会と自然が共繁栄する
リジェネラティブなあり方を追求する』

 

をミッションに掲げ、活動をされていますが、その代表的な活動としては「インパクトヒーロー支援」チェンジメーカーと呼ばれる社会問題解決に取り組む個人を3年間に惜しみない・資金・時間・労力で支援されておられます。

 

日本でよく言われるサステナブル(持続可能)はもう古い、その先を行くリジェネラティブとは人と社会が共繁栄する在り方について伺いました。

共繁栄、すなわち一緒に豊かになる。
そのためには何が必要なのか? まずは私たち日本人の在り方、生活はどうなのか?

 

日本社会はどうしても「こと・もの」とらわれがちだと思いませんか?

 

1 とにかくたくさん働く、そしたらお給料をもらえる ←「こと」
2 そのお給料で生活する、好きなものを買う ←「もの」
3 そしたら幸せになれる・・・???「在り方や幸せはどこへ?」

 

実際この在り方で心から満たされている現代人はどれぐらいいるでしょうか?

 

これでは人も社会も疲弊してしまい「在り方=be」に辿り着けない!

 

人間、すなわち英語で表すと「human being」
この「being」を置き去りにしている。

 

まずは「be」を考えるべきだ。と、濱川さん。
どうありたいのか?そしてbeとは本来「思い出すもの」と教えてくださいました。

 

理想の姿は

 

1 「be」どうありたいのか?あなたにとっての幸せは何か?
2 「do」それに向かって何をするのか?
3 「have」それによって物質的なものを手にいれる

 

今一度、自然のスピードに合わせて立ち止まり自分にとっての「在り方」を考えることから始めてみましょう!

とおっしゃっていました。