過去の活動
2023年08月15日(火)〜22日(火)
「夏休みスタディ×ボランティアツアー in カンボジア」が実施されました。
貧困問題
シェムリアップでは(PPS)というNPOによって運営されている、サーカスを見に行きました。
このNPOは、カンボジア内戦時の難民キャンプで行われていたアートセラピーに参加していた人々によって立ち上げられました。内戦終了後も、アートの才能を持った子どもたちを支援するために活動を続けておられます。
サーカスを学べるパフォーミングアートスクールがあり、そこで学んだ生徒たちがシェムリアップでのショーに参加しています。
この学校は試験も授業料も無く、孤児や貧困、家庭内暴力などの様々な家庭事情を抱えた子どもたちが通っているそうです。
わたしたちがサーカスをみることで、学校や現地アーティストたちの支援にもつながっていきます!
ショーやアートが生きる希望となり、人々に感動を与える。コンセプトも素晴らしいし、ショーも素晴らしかったです。
プノンペンの「くっくま孤児院」で子供達と交流しました。ダンスや歌、バンド演奏などを披露してくれてみんなで楽しい時間を過ごしました。
親子ツアーですが、ほぼ別行動で子供達はみんな自分で考えて動いて感じました。
たまたま日本に生まれた私たちがたまたまカンボジアに生まれた子供達とお互い与え合いながら最高の時間を過ごす。
踊って歌ってご飯食べて、思い切り笑い合いながら遊んで。もう汗だくになって、別れはとても寂しくて。
かけがえのない出会いの中でお互いが必要なものをプレゼントし合う。まさにそんな交流になりました。
キラキラした目、ハングリー精神、素直な愛情表現大人も子供もいろんなギフトいただきました。
教育問題
シェムリアップにある「マンゴースクール」を訪問しました。
半日の学校しか学ぶ機会がない子供たち。学びたい子がもっと学べるようにと作られた放課後フリースクールです。
まさに学びは希望で、とても純粋でまっすぐに未来を夢見る子供達と遊んで笑っていろんなことを教えてもらいました。
日本からボランティアで来られた先生が生徒たちに授業もされているそうです。
2日目は竹でできたサステナブルなエコビレッジへ。一般社団法人kissoのかでさんが教育、仕事、環境、いろんな問題を丸ごと解決できる場所を熱い思いで作られています。
内戦により失われた教育の機会。まさに教育とは未来の希望だということを痛感しました。
女性支援
スヴァイチュルム村にあるチュラルバリューさんの工房見学しました。
農村地域の女性の就労の機会作り出すため作られた子供と一緒に働ける工房です。
美しいデザインで日本の百貨店でも売られるクオリティなのです。
田舎の村で女性が働ける場所を探すのは大変困難ですが、ここでは女性が協力しながら生き生きと仕事をしていました。
また、ココナッツスクールの敷地内では、ミシン工房があり、村の女性の方々が働いており、その収益の一部はココナッツスクールの運営にもあてられています。
タビスキのオリジナルポーチを作ってもらうことになりました!
お母さんたち明るい!笑いが絶えない素敵な場所でした。