過去の活動

土木・建築学生チームCeePsは、ネパールの地域に根づく柔道文化を未来につなぐため、学生約20名が中心となって柔道場の建設プロジェクトを行いました。
出発の3ヶ月前からチームを編成し、クラウドファンディングや企業への協賛依頼を通して50万円の資金を集めるところからスタートしました。
学生たちは柔道場建設チーム、SNSチーム、クラファンチームなど役割に分かれ、定期的にオンライン・対面ミーティングを実施しながら準備を進めました。


活動において特に大切にしたのは、「自分たちがやりたいことを押しつけるのではなく、現地が本当に必要としていることを丁寧に聞き取ること」でした。言葉の壁に苦戦しながらも、現地の方々と何度もコミュニケーションを重ね、柔道場が子どもたちにとってどれほど意味のある“神聖な場所”であるかを知り、必ず形にしたいという思いがチーム全体に強く芽生えました。


現地滞在中は、ネパールの家庭にホームステイし、暮らしをともにすることで文化や価値観への理解も深まりました。建設が進むなか、地域の人々からは「これでまた子どもたちに柔道を教えられる」と温かい言葉をいただき、完成後に子どもたちが嬉しそうに柔道の練習を再開する姿を見た瞬間、全員が努力の意味を強く感じました。言語や文化の違いを越えてやり切った経験は、参加した学生にとって忘れられない学びとなりました。






























