ツアー
【オンラインツアー 】世界の暮らしを見てみよう!バリを愛する理由
コロナ禍、OBの皆さんとつながるイベントがなかなか企画できず。
世界の暮らしや建物を見るのが大好きな奥田が、日本にいながら世界の暮らしをのぞけるオンラインツアーをすることにいたしました!
世界の暮らしを見て、日本の暮らしと比較して、何か家づくりのヒントになることがきっとあると思います。
まず最初は奥田が愛してやまないバリのオンラインツアー開催決定!
今日は、バリの暮らしについてちょっとお話いたします。
バリにはまったきっかけ
私が大学卒業してすぐのころ。
バックパッカーで世界をふらふら旅している中、私の親友に誘われ一緒にバリを訪れることになりました。
常識を覆されるような、ちょっと危険な旅に刺激を感じて、いや~な感じにとんがっていた私は、
「リゾートなんてあんまり興味ないけど~。雑貨とかかわいいのありそうだし、ちょっと行ってみようかな~。」
と軽い気持ちで訪れたのでした。
滞在は約1か月(期待してないわりに長居。プー太郎なので時間はあったのです。)
ただのリゾートではなかった・・・!
私たちは主にウブドという町で過ごしておりました。
自然豊かな町で、伝統舞踊とか演奏とかがお寺で毎日のように行われています。
お祈りや儀式など、日本では形式だけのものになってしまったようなことが、いまだ暮らしの中心にあるのです。
日本での生活がバタバタと忙しく乾いたものに感じてしまいました。
そして、何度も訪れる中、神秘的な体験もしました。
霊感とかスピリチュアルとか基本無縁のわたし。
「きっとそんなものあるのかもしれないけど
何も見えないし、感じないし、よくわからん。」と思っておりました。
ある日興味本位で参加した瞑想体験で、不思議なことが起こったのです。
何か見えない力が、なぜか私の体を大地から離れなくしたのです。
地面に倒れ、べったり地面にひっぱられて身動きが取れない状態。
「なんじゃこれ?!」と思いながら、なぜか心地よいこの状態に身をゆだねてみました。
この現象が何だったのかわからないし、きっと正解はないのだと思います。
でも実際に起こったのです。
(ちなみに参加した中でこの現象が起こったのは私だけ。他の人は前かがみになる、体が揺れるなどそれぞれ違う体験をされていました)
よくわからないけれど、何かの力が動いたことを認めざるを得ないな。と感じたのでした。
バリの生活の中心は神様
バリヒンドゥーの教えの中にある トリ・ヒタ・カラナという言葉。
意味は人・自然・神との調和です。
人と自然と神がお互いを傷つけることなく共存することを大切にしています。
伝統的なバリのお家の中心には儀式の場があり神様を祭る場所もよい場所に確保されています。
人の暮らしの部分は意外と質素。食べ物は神様にささげた後、ひっそりと頂く。
日本のように家族で食卓囲んで楽しいディナーみたいな感覚はないそうです。
生活の中に祈りのパワーがあふれているのです。
自然のエネルギーを意識したくらし
バリ島には神秘的な能力を持つバリアンと呼ばれる呪術師がいます。
人々の体の調子を整えたり黒魔術を払ったりします。
日本でこの手の方々はちょっと怪しい?的に思われがちですが、バリでは皆から尊敬される聖なる職業なのです。
体の調子が悪かったりすると日常的に訪れるのです。
町医者とか占い師みたいな感覚ですかね。
バリアンたちはいつも大地や木や石など自然からのエネルギーをチャージしています。
食事からのエネルギーにも気を配るといいます。
大自然の中に身を置くとなんとも言えないパワーを感じるものですが、それを己の体に取り入れて満たす感覚ってあまり意識しないですよね。
目に見えないものではあるけれど、当たり前に存在するものとして認めて、バリの人々は生活に取り入れているのです。
まとめ
仕事や家事に追われ、心に余裕がなくなったとき、ちょっと立ち止まってみませんか。
世界にはこんな暮らし方もあるんだとみてみると、そこには少し楽に生きるヒントが見つかるのではないかと思います。
そんなバリの生活をぜひこの機会にのぞいてみてくださいね^^